【衛生コラム】備蓄・防災用品に活用される次亜塩素酸水「ジーミスト」

ジーミストは、除菌・消臭・ウイルス除去ができる次亜塩素酸水です。
薄める必要がなく、震災、水害などの災害時には水がなくても使えるため普段使いはもちろん、災害対策として、地方自治体や施設の備蓄・防災用品として選ばれてきました。

災害用に備蓄されたジーミスト
災害用防災用品として備蓄されたジーミスト

次亜塩素酸水は保存・防災用品に向いてない?

今までの次亜塩素酸水は劣化速度が早く、使用期限が数ヶ月という物が多く保存や防災用品には向いていないとされてきました。ジーミストは、特許製法で品質保持に成功し、保存が可能になった新しい次亜塩素酸水です。 (特許取得 第6230079号)
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災害時に気をつけたい「二次災害」

災害時に恐ろしいのは直接的な被害と共に、災害が原因で起こる「二次災害」です。

普段私達は水道水を利用して手を洗ったり、食器や野菜、衣類、体を洗ったりして衛生を保つことができます。
しかし、震災や水害時には、停電で電化製品が使えなかったり水道が止まることがあります。また復旧に数日かかる場合もあり、水や電気がない状態で生活をしないといけません。

災害時の外傷はもちろんのこと、洪水などの水害で下水道の不衛生な水が流れ込み、不衛生な水を飲用してしまったり、仮設トイレの衛生対策が不十分なため細菌やウイルスが巻き起こす二次災害が問題となっています。

水不足の際でもしっかり衛生対策ができるように除菌スプレーなどの防災用品を備えておきましょう。

災害時ストレスの原因になるニオイ問題

災害時に電気が止まることで、換気扇が使えなくなり部屋やトイレに悪臭が溜まりやすくなります。また、冷蔵庫も使えなくなるため生モノの腐敗臭がしたり、ゴミの収集が遅れてゴミがたまり悪臭の中、生活しなければならないというニオイ問題が起こります。

また、水害による浸水時には土砂や泥、濡れた畳や家具、木材の臭いが翌日から発生し始めます。
水害で一度浸水してしまうと、細菌を含んだ汚水により強烈な臭いが残り、放置するとさらなる悪臭に繋がります。また、カビの発生リスク、悪臭による害虫の発生リスクもあるので早めに対処する必要があります。

※参照 環境省_災害廃棄物対策情報サイト
災害時に発生する臭気、過去に臭気対策が取られた事例について(自治体アンケート結果より)
http://kouikishori.env.go.jp/strengthening_measures/odor_countermeasure_material/pdf/odor_countermeasure_material_01.pdf

災害時の次亜塩素酸水活用法

震災・水害・災害時には、電気や水道が使えない場合があります。次亜塩素酸水は普段の生活がままならない時に様々な代用品として活躍します。

・洗濯ができない時
洗濯ができない際に、洋服の除菌・消臭に使えます。臭いがキツイ場合は、つけ置きしても良いでしょう。布製品に使っても漂白性が無いため白くなりません。
※水道水で色落ちする製品にはご注意下さい。
※素材によっては使えない場合があります。

・汚物、トイレの消臭
災害時、トイレが使えなくなったり、電気が止まり冷蔵庫が使えずに腐敗臭がしてくる場合があります。ゴミが溜まって臭いを発することも。
次亜塩素酸水は消臭効果もあるため、トイレや冷蔵庫、空間など気になるニオイの消臭にも活躍します。

・食品、食器の除菌に
水が使えない際、食品や食器の除菌にも活用できます。
ティッシュなどで汚れを落としたあとにしっかりスプレーし、乾燥、もしくは拭き取りましょう。

・災害復興時に
水害時の泥や瓦礫を片付ける際に、靴や長靴にたくさんの細菌が付着します。汚れを落としたあとに、しっかり除菌をしましょう。

・床上・床下浸水後に
浸水後は、どんなにキレイに清掃出来たとしても、土砂はあらゆる隙間に入り込んでいるため、そこから異臭が発生し生活する上では衛生的とは言えません。
リフォームまでの間、ご家族の衛生環境を守るためのお役に立ちます。

・広い場所の掃除時に
災害時は後片付けだけで大変なため、除菌・消臭作業まで手が回りません。噴霧器を利用すれば広範囲の衛生対策と時間短縮が可能です。

次亜塩素酸水の保管時の注意点

次亜塩素酸水は、日光や紫外線に弱く、日に当たることで急速に劣化してしまいます。
そのため、透明なスプレーボトルなどを使ってしまうと劣化してしまうため、遮光ボトルや中身が全く見えないボトルなど、光を通さない物である必要があります。
また、高温多湿を避け、冷暗所で保管しましょう。

・床上・床下浸水後に「水害対策水」詳しくはこちら

・備蓄・防災用に「防災衛生水」詳しくはこちら